2003年12月29日(月)
BREW上で動くJavaはいつから搭載されるのか?
そろそろ今の携帯電話に機種変更してから10ヶ月経過するので,次なる機種変更を考えるようになってきました.auのこの冬の新機種は,どの機種も一長一短というか,機能面での差別化が図られていて,本当に悩むラインナップになっています.
でも,それよりもっと悩ましいのが,Java対応端末にするか,BREW対応端末にするか.とっととBREWをメインにして,BREW上で動くJavaとやらをリリースしてくれればいいのに・・・.
米Hewlett-Packard(HP)社が携帯機器向けのJava実行環境「MicrochaiVM」を開発していることを明らかにした。
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さらにHPでは、QUALCOMM社と協力し、MicrochaiVMを携帯電話向けアプリケーション開発プラットフォーム「BREW」上でも動作させるとしている。
BREWとは何か?──Javaとの違い
BREWかJavaか以前、「BREWとJavaは比べるものではない」と説明されたこともあった(2002年3月の記事参照)。しかし、結局はユーザーもコンテンツプロバイダもBREWかJavaかを選ばなければならないことになりそうだ。
確かに、BREW上でJavaVMを動かし、その上でJavaアプリケーションを動かすことも可能(2001年2月の記事参照)。しかし「速度が遅くて使い物にならない」と、KDDIの関係者は説明する。ARM9コアを内蔵した高速なベースバンドチップが搭載される年末のau端末以降は可能性があるかもしれないが、基本的にJavaとBREWは別のプラットフォームと考えた方がいい。
KDDIはBREW端末の普及に応じて、コンテンツも増やしていく考え。当初20本程度からのスタートだが、年末には100本ほどにもっていく。また「400万のユーザーがいるJavaを見捨てることはない」と説明している。
ともあれ、KDDIの年間販売目標700万台という数字を見る限り、次第に“auのアプリケーションプラットフォームはBREW”ということになっていきそうだ。
で,どうなるんですか,結局・・・.
余談ですが,そもそもなんで10ヶ月経過しないとバカ高で,それ以降が半額とかまで機種変更の値段が下がるのか,よくわからないんですがね・・・.機種変更連発を避けるのはわかるんですが,ある程度徐々に下がっていってもいいんじゃないでしょうかね・・・.