2012年03月12日(月)
IEICEの2012年03月の総合大会のProceedingsをHack
# タイトルに「の」が連なっていて,Word君に怒られそうですが,とりあえずこのまま.
来週,岡山大学にて,電子情報通信学会(IEICE)の総合大会が開催されます.
前回のソサイエティ大会と同様に,Proceedingsを少し使いやすくするHackスクリプトを作りました.Proceedingsに含まれているHTMLが少し変わっていたため,多少変更を余儀なくされましたが,少しの修正で済みました.
このHackを動かすモチベーションとしては,前回の記事からの引用になりますが,以下のようなものです.
IEICEのソ大や総大のProceedingsは,著者名・所属機関・キーワード・セッションなど,様々な場所からPDFにリンクされているのですが,リンク先がPDFのため,逆方向のリンクが存在しません.(PDFからURLへのリンクは可能ですが,Proceedingsの場合は相対的なPATHで指定できないとうまく動きませんし,そもそも論文PDFの中にあれこれ追記するべきでもありませんしね)
そのため,非常に使いにくいです.たとえば,ある研究者の発表を聞きたいと思ったときには,「著者索引」から名前を見つけることができ,その論文PDFを参照することまではできます.
しかしながら,その発表を見に行くついでに,同じセッションにおもしろい発表でもあればそれも聞いてみようかな,論文PDFを確認してみるか,と思ったときに壁にぶち当たります.
現状のProceedingsでは,「著者索引」から辿り着いた研究者の名前が示された欄に付記されている「A-1-1」のような番号(ここでは仮に「論文番号」とします)を一度控え,次にトップページの「プログラム」から該当するソサイエティを選び,さらにセッションを選び,その中からさらに時間帯を探すことで,ようやく達成されます.
はっきり言って,使いにくいです.
そんなわけで,Proceedingsを少しでも使いやすくするために,今回もProceedingsを形成しているHTMLファイルを書き換えてしまいます.