2003年10月07日(火)
auの新サービスいろいろ,BREWに期待してもいいのか?
auの新機種発表で発表された,auのサービスの今後の展開.こちらも記事テンコ盛り(一部,前のエントリーとかぶってます).
"KDDI、歩行者ナビなど新ラインナップのサービスを紹介"
"KDDI、BREW対応のGPS歩行者ナビ「EZナビウォーク」"
"auの冬モデルの違いを知る〜CPUからCCDまで"
"新6機種投入のau、“歩行者ナビ”と“デザイン”がポイント"
"ナビタイム、歩行者ナビゲーションサービス「EZナビウォーク」に技術提供"
auが出したBREWという結論は,果たして期待してもいいのでしょうか?今まで,Docomoユーザじゃないのにiアプリを(諸事情から)いじった(それも中途半端に・・・痛い・・・)ことはありましたが,ユーザとしてはJavaのアプリというものに触れたことがありません.BREW選択の理由として,「起動の速さ」「C/C++開発者の触れやすさ」などが提示されていたような気がしますが,一般ユーザにとっての魅力になりうるのでしょうか?開発者,それもメーカーの開発者に限られるような・・・.一般のユーザにしてみれば,何で動いているかはそれほど重要ではなく,コンテンツ命です.BREWによりVPN接続のアプリなども公開されたようですが,先日発表された次のFOMA用のアプリとして登場するDQやFFと比べて,どれだけの人気があるのでしょうか?
開発環境の使いやすさ,人気コンテンツの存在,シェア,これらの関係をよく考えないと新しいサービスがヒットしないって話は,なんかゲーム業界のサイクルを思い出してしまいます.開発環境の使いやすさと人気コンテンツの参入でシェアを獲得したPS,開発環境が使いやすくても人気コンテンツ不足でヒットしなかったDC,開発環境こそ難しいけど過去の遺産を引き継げたことによりシェアを獲得したPS2,という歴史.ゲームと携帯電話は違うのは当然ですが,当時SS→DCと追ってきたユーザとして,今回のauの決断がちょっと心配です(笑).