2007年07月22日(日)

不良債権いっぱい抱えて大八車ですたこらさ

漫画に関するりばにしの記事

先週の「深夜の馬鹿力」の最初の方で,伊集院光が浦沢直樹を形容した言葉.

すごく共感できた!自分も激しく同意です!

2007年07月22日22時59分 | Permalink | 1件のコメント | このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年05月05日(土)

ライアーゲーム

漫画,雑多に関するりばにしの記事

今クールで唯一見ているドラマは『ライアーゲーム』.ヤンジャンで連載中の漫画がドラマ化されたものですな.

漫画とはかなり雰囲気が違う.たとえば現在放送中の 2 回戦の会場,漫画だともっとだだっ広い明るい無機質な部屋だったのに対し,狭くて暗くてなんかごちゃごちゃしている.思い返せば 1 回戦の描き方も,原作のイメージとはずいぶん違った.原作はとにかく背景が無機質な感じで,事務局側の無機質な感じとマッチしていてよかったんだが,なんともドラマではその雰囲気が失われているのはガッカリ・・・.

それでも見続けているのは,戸田恵梨香が出ているから.最近の若手の女優の中では一番のお気に入り.なんか見ているだけで和む.

と,第 4 回を見ながらこのエントリーを書いているわけだが,なんだか雰囲気がさらに暴走している・・・.若干ネウロのノリが入っている気がする・・・.あと,結局原作と同じトリックになるのであれば,変な小細工は雰囲気を壊すだけだよね・・・?まぁ,そもそも大したトリックじゃないわけだが.

2007年05月05日23時38分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年05月03日(木)

小松左京・一色登希彦 – 日本沈没(6)

漫画に関するりばにしの記事

相変わらず映画の方は見ていないけど,コミックの方がとんでもないことになってきた『日本沈没』.

最新の 6 巻はとにかくすごい.首都で大きな地震が起こったとき,何が起きるのか,変なドラマ性などは追求せずに,冷静に,それでいて熱く描き記されている.冊子の帯の庵野秀明氏のコメントにもあるが,この漫画に昂ぶる!!読むべし.

なお,この巻はこれまでの 5 巻分の話を読んでいなくても読める内容になっていると思う.これまでの話の流れや登場人物の関係などはわからなくても,地震の影響のみを綴った形になっている部分が多い.いろいろと考えさせられる.読むべし.

日本沈没 6 (6)
日本沈没 6 (6)

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自分は実際に大きな地震を経験したことはないが,漫画を通じていろいろ感じ取ることができた気がする.

2007年05月03日22時54分 | Permalink | 1件のコメント | このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年02月12日(月)

松本大洋 – 鉄コン筋クリート all in one

漫画に関するりばにしの記事

映画化されて話題の『鉄コン筋クリート』を読んでみた.

『ピンポン』の前の作品とのことだが,登場人物の雰囲気が非常に似ているように感じた.これが松本大洋作品の雰囲気なのだろうか.他の作品も読んでみないことには比較できないが.少なくとも今作を読んでいる最中に,『ピンポン』の登場人物が頭を過ぎってしまい,若干新鮮味(この作品の方が古いけど)が薄れた.頭を真っ白にして楽しめなかった自分を呪う.

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うーん,映画は観なくてもいいかな・・・.

2007年02月12日00時29分 | Permalink | 2 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年01月14日(日)

工藤ノリコ – さすらいの就職犬!ワンワンちゃん

漫画に関するりばにしの記事

ワンワンちゃんがいろいろな職業に挑みながら,働くことの意味をコミカルに教えてくれる漫画.

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前 2 作はだいぶ前に読んだけど,今作も面白い.働くって何だろう.

2007年01月14日00時56分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年01月09日(火)

『ブラックジャックによろしく』が電撃移籍

漫画に関するりばにしの記事

なかなか整理できなくて原稿に苦しんでいる中,目の覚めるようなニュースが飛び込んできました.

モーニングでの連載が久しく止まっていた『ブラックジャックによろしく』が,なんとスピリッツに電撃移籍.

医療現場で奮闘する研修医の姿を描き、人気を集めた佐藤秀峰さんの漫画「ブラックジャックによろしく」の続編が22日発売の「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)から、「新ブラックジャックによろしく」として新連載されることになった。同作は、05年末まで「モーニング」(講談社)で連載されており、ライバル誌への人気漫画の“移籍”は極めて異例。

こんなことってあるんですね.
そういえば『軍鶏』もある意味移籍になるのかしら?
長いこと休載中の「あの」漫画も,こんな感じの電撃移籍でもいいから,再開してくれないかしら.

2007年01月09日16時38分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2006年12月24日(日)

武富健治 – 鈴木先生 (1)

漫画に関するりばにしの記事

書店で見かけて,すごく気になって買ってしまった漫画.理由は,帯に,『このマンガがすごい!』2007・オトコ版(宝島社)や『このマンガを読め!2007』(フリースタイル)などに選ばれているなどと書かれていたのと,裏側の帯の部分(なんて言うの?)に書かれていた解説の一部が気になってのこと.

読んだ感想は,たしかに読む価値のあるマンガ.新しい時代の新しい教師像の一つかもしれない.今までのやり方でもなく,かといって世の中に流される形でもなく,鈴木先生は,現場を見て,まわりに耳を傾けて,その上で考え抜いて,自分で答えを出している.すごい先生だと思います.鈴木先生はいろいろな問題に立ち向かうことができているが,実際,ここまで問題に立ち向かうことができる先生って,どれくらいいるんだろうか.教師という仕事がつくづく大変なんだろうな,と感じられました.

鈴木先生 1 (1)
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昨今,いろいろな漫画がドラマ化されており,さらには最近の教育問題のあおりを受け,この漫画もドラマ化されやしないかと心配.というのも,これはドラマ化するとチープなものになりかねない.漫画を読んだ限りでは,白黒のトーンだからこそ,強く訴えかけてくるものがあるように感じた.カラーだと思うと,少し物足りない気がする.ましてや,実際の人間では.

原作を作る手間がなく,漫画のヒットからある程度の数字が約束されることから,安易にドラマ化されることが多いが,漫画は漫画であって,ドラマはドラマだ.漫画の世界をより伝えることができるのであれば,ドラマという選択肢も悪くないと思うが,駄作に終わってしまうことが多く感じられる・・・.ドラマはもっとドラマだからできることを追うべきだと思う.

と,最後はこの漫画とは関係ない方向に行ってしまったが,まぁ,ドラマ化を危惧するくらい(笑),いい漫画だと思います.

2006年12月24日16時15分 | Permalink | 1件のコメント | このエントリーを含むはてなブックマーク

2006年10月24日(火)

安田剛士 – Over Drive

漫画に関するりばにしの記事

連載開始当初はそんなに注目していなかったんですが,途中からその熱さに気付かされた漫画ってありませんか.ある程度長さがあるからその熱さが伝わってきたというのもあるかもしれませんが,最初から注目できなかったのが,凄く悔しかったりします.

今回は自分にとってまさにそんな漫画.最近,週刊少年マガジンで連載中の,安田剛士さんの『Over Drive』にハマって,単行本を集め始めるに至りました.自転車競技をテーマにした漫画です.自転車競技を全然知らない自分でも,なんか熱くなれるところがいいです.
スポーツ漫画って,そのスポーツを知らない人にも世界を伝えようとしっかり描かないと,すごく中途半端になっちゃうことが多く感じますが,この漫画はそんなことは絶対にないように感じます.愛が感じられます.
あと,すごく遠い存在のようなキャラクタが早い段階で出てくるところとか,ライバル的なキャラクタが一気に増えてきたところなどで,ぐっと引き寄せられました.キャラクタの増やし方って重要だな,と感じさせられました.

Over Drive 1 (1)
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安田 剛士
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すでにご存知の方も多いかもしれませんが,超おすすめです.

2006年10月24日23時33分 | Permalink | 3 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2006年10月08日(日)

安野モヨコ – 働きマン (3)

漫画に関するりばにしの記事

『働きマン』の最新刊が出たので,茶会から CEATEC に移動する途中に購入して読む.

働きマン 3 (3)
働きマン 3 (3)

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安野 モヨコ
講談社

今回は,背表紙になるくらい物語的にも重要な役割かもしれない,新二のセリフが凄く印象的だった.

じゃーどうして
どうしていつもそんなとこまでやんだよ
やれてないことがつらくなるよ
ヒロのせいじゃないってわかってても
俺はそこまでできないんだよ
ヒロ見てるとできない自分がダメに見えて仕方がないんだよ

すげぇ共感できた.こういうところで不釣り合いな感じがしてしまうと,すごくつらくなる気がする.

2006年10月08日00時34分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2006年07月07日(金)

夏原武・黒丸 – クロサギ(10)

漫画に関するりばにしの記事

大人気詐欺サスペンス漫画の最新刊が発売.今回はネットワーク系の人は強く印象に残っているであろうあの事件(あれも立派な詐欺事件だよね?)をモチーフにした話が入っています.

クロサギ 10―戦慄の詐欺サスペンス (10)
黒丸 夏原 武
小学館 (2006/07/05)

今回は表紙めくったところや帯に書いてあるこの言葉にしびれた.何故か本編では見つけられなかったけど.あとで読み直そう.

株屋を投資家なんて言い換える社会が格差を生み出すのさ

株がなんたるかをわかっていなかった自分が株に対して最初に抱いたイメージと,昨今の株ブームの中で株がなんなのかが以前よりは少なからずわかってきた今株に対して抱くイメージと,その狭間で揺れている自分に強烈に飛び込んできた.もちろんこの言葉で全てが片付くとも思ってないけど,「株屋を投資家と言い換える」という表現がすごくダイレクトに感じ取れた.

漫画も俺の教科書.世の全てが俺の師.

2006年07月07日01時34分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク