りばにしの戯言

県庁の星

いつまでもふてくされているわけにもいかないので，気を取り直して再度感想を．

前半部分が長ったらしかったので，修正．

昨日，映画『県庁の星』を観てきました．

タイミングが合わず観られない状態が続いていましたが，亀有にシネコンがあることがわかり，しかも結構遅い時間帯までやっててちょうどよかったので，観ることができました．亀有のシネコンは今月出来たばかりのようですが，これから本郷や秋葉原の研究室に出向いた帰りなどに活用したいと思います．

おぉ，驚くほど前半がコンパクトになった．

以下，映画の感想を若干ネタバレも含め．

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というわけで，警告したので，以下感想．

ストーリー構成としては，よくある話．ある世界で自分の能力と価値観に絶対の自信を持っていた人間が，別の世界に行ってそれが通用しないことを痛感．そこから，別の世界の価値観にあわせて自分の能力を発揮させ，別の世界で自分の位置を築いていく．その後，元の世界に戻ることになって，別の世界で身につけたものを元の世界で発揮させる．よくある話ですよね．

よくある話と違うのは，よくある話ではまず元の世界で挫折してから別の世界に行くことが多いのに対し，この話では元の世界にいる状態で別の世界に顔を出す感じ．まだ元の世界で挫折していない．別の世界のことを，「あいつらはわかってないんだ」と元の世界の価値観で切り捨てることができる．ただ，途中で元の世界での挫折を味わい，そこで自分の価値観はなんだったのか，と振り返る．そこがよくある映画と違うかなぁ，と感じました．そんなに映画観る方じゃないので，この映画のような展開もよくあるのかもしれませんが・・・．

とまぁ，全体としてはこんな感じ．よくある話にも見えるので，全体としては普通かな．最後にあるちょっとした話があるのとないのとでは，この映画の評価が変わってしまうと思う．些細なことだけど，あれがなければ，「よくある作品だなぁ」と感じそう．最後の部分が口直しって感じかな．

長々と失礼しました．消してしまった感想よりもうまく書けてないような気もするけど・・・．