2013年03月07日(木)

IEICEの2013年度総合大会のProceedingsをHack

コンピュータ,研究に関するりばにしの記事

毎度お馴染み,電子情報通信学会(IEICE)のProceedings Hacksです.

今回はシェルスクリプトを1つにまとめました.って,ほぼ繋げただけで,効率化はしてません.

IEICEの2013年03月の総合大会のProceedingsを僕好みにするシェルスクリプト

river24 / ieice2013g_hacks.sh

from gist.github.com at 2013年03月07日21時44分

Proceedingsをどのように変換するかと言うと,今までと同様,以下の通りです.

  • HTMLの中で同じPDFにリンクしているところ同士を相互にリンクします.たとえば,「著者索引」からAさんを見つけたときに,Aさんが発表するセッションの発表一覧を,すぐに確認できるようになります.所属・キーワードに関しても同様です.
  • 上記の相互リンクに加えて,同じ部分に,時間割のような表になっている「講演日時・会場一覧」とのリンク(一部は相互リンク)も作成します.

使い方は以下の通りです.

  • DVD-ROMのProceedingsの中身を,一度,HDDなどにコピーしてください.HTMLを書き換えるので,書き換え可能な領域にある必要があります.
  • 上記シェルスクリプトで変換します.
    • まず,上記シェルスクリプトをダウンロードしてください.
    • 次に,先ほどコピーしたProceedingsの「Settings」ディレクトリを,このシェルスクリプトの冒頭にある「ROOT_DIR」に指定してください.
    • あと,処理中,一時ファイルを作成するので,その場所もこのシェルスクリプトの冒頭にある「TMP_DIR」に指定してください.
    • シェルスクリプトを実行してください.そこそこ時間がかかるので注意してください.処理が完了するまで,論文を読むなり食事を摂るなりして,お待ちください.
  • できあがりです.

当方の環境では,Officeファイルの編集やWebでの検索等をしながらで,50分弱かかりました.使われる方は,ご注意下さい.

では,よい総合大会を.

2013年03月07日21時49分 | Permalink
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