2006年07月11日(火)

PlaceEngine – 無線LANによる位置情報サービス

研究に関するりばにしの記事

無線LANを使った位置情報サービス「PlaceEngine」を使ってみました.

ノート PC やスマートフォンなどの Wi-Fi 機器を使って、簡単に現在位置が分かるサービスです。
地域情報などと関連する他のウェブサイトと連携して周辺情報が探しやすくなります。
どなたでも無料でご利用できます。

昨日(だったかな?)柏キャンパスで試したときには位置が取得できず,自分で登録しましたが,今日秋葉原ダイビルで試してみたところ,あっさり位置の取得ができました.さすが都心.情報を登録してくれる人が多いのかな.

Webページでクライアントの情報をどうやって取得しているのかと思ってJavaScriptの中身を見てみたら,localhostのとあるポートにHTTPで接続しているご様子.なるほど.クライアントがHTTPサーバを兼ねているのか.同じ動作をすれば自分でも使えるのかな,と思ったけど,JavaScriptに慣れていないのでなかなか読み解けず.

PlaceEngineのサイトには,以下のようなコメントもある.

Web サービス事業者および研究コミュニティの方々へ:
PlaceEngine と連携して、位置情報サービスの世界を一緒に盛り上げませんか? 私たちが生活している場 (リアル) とインターネットの世界 (バーチャル) を融合する新しいサービスやアプリケーションの創造を目指して共同実験しましょう!

PlaceEngineの位置情報を使って何かやる場合は,ちゃんとコンタクトをとらなきゃダメってことなのでしょうか?

2006年07月11日17時28分 | Permalink
Trackback
Trackback URL
Comment

さっそくインストールして、自宅の無線の場所を登録しました。
駅から家までの通学路をPC持って地道に登録していこうかと思ってますw

ビルに囲まれた都心だとGPSはなかなかうまく受信できないし、PHSはコストが高いし、って思うと、無料で使えてしかもjavascriptを自分でいじれそうなこれはかなり使えるというか面白そうですね。
モバイルな端末もいろいろ最近でてるし、モバイル業界熱いですね。

くらさわ at 2006年07月12日01時24分

自宅の無線で登録しようとしたんですが,
場所の名前をどうするかで悩んでしまいました(笑).

無料で使えるとは言っても,無線の基地局情報などから位置情報に変換するためにはネットワーク接続が必要ですよね.
接続できる無線LANがあればいいですけど,なかなかそうもいかないところでは,もったいないなぁ,とも.
変換するデータベースそのものをクライアントが保持できれば嬉しいかな,と.

りばにし at 2006年07月12日13時49分

>変換するデータベースそのものをクライアントが保持できれば嬉しいかな,と.
激しく同感です。本郷三丁目駅で取得しようとしてもネットワークにつなげられなくて萎えました。
無線LANにつなげられないからPHSで接続する、とかだったら、PHSの基地局情報を使うほうがスマートだし。

くらさわ at 2006年07月13日19時25分
Comment Form