2007年05月16日(水)
福井晴敏 – 6ステイン
書籍に関するりばにしの記事
久々に本郷に立ち寄ったときに書籍部で購入した小説.前から Amazon で気にはなってたんだけど,実際に手に取ってみて,購入への敷居が下がって購入.
福井晴敏の短編集.日本におけるああいう組織の存在って,全然詳しくないのでわからないけど,すごくリアリティを感じる.文字でしか書かれていないシーンが,まるで映画のワンシーンのように,頭の中にグラフィカルに描かれていく感じ.個人的な好みもあるだろうけど.
世界観は,おそらく『亡国のイージス』と同じような世界.どちらがメインストーリーという関係でもないだろうけど,同じ世界の,別の時刻,別の場所,誰が何をしていたのか,それぞれが主人公でそれぞれがサイドストーリーと言ったところでしょうか.こういう世界観の設定方法って,ガンダム好きにはたまらないかも(笑).ガンダムの世界だと,一応メインストーリーがあるわけだけど,サイドストーリーも力を入れて描いているので,没頭できる.
まぁ,あまり本を読まない俺がこんなこと言ってもな.ただ自分には面白かったから,それで十分.
というわけで,非常に充実した電車移動時間でした(笑).
2007年05月16日00時42分 | Permalink
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