2011年03月28日(月)

本をまとめ買い:AWS本,大規模Webアプリ本,美データ本

インターネット,コンピュータ,書籍に関するりばにしの記事

Amazonのお急ぎ便が復活していたので,思わず本をまとめ買いしてしまいました.

まずはこの本.

Amazon Web Services ガイドブック クラウドでWebサービスを作ろう!
Jeff Barr
インプレスジャパン
売り上げランキング: 1917

今後どんなことに取り組むにしろ,Amazon Web Serviceは触っておかないと,スタート地点にすら立ててない気がしまして.

次はこの本.

大規模Webアプリケーション開発入門 ―変化に強いWeb開発を実現する10の原則
Kyle Loudon
オライリージャパン
売り上げランキング: 1995

大規模なWebアプリケーションを自分で展開するかは不明ですが,大規模にできるようにしておくことは大事ですよね.

最後はこの本.

ビューティフルデータ
ビューティフルデータ

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オライリージャパン
売り上げランキング: 3870

ビューティフルシリーズの最新作.今回はデータにフォーカスを当てています.Gov 2.0のような世界を実現する上では,どのようなデータをどのように切り出すかが大事だと思います.この本がその辺りまで踏み込んでいるかは未読の現段階ではわかりませんが,その辺りのヒントなどを感じ取れればいいかなと思っています.

よーし,勉強するぞ!!

2011年03月28日20時20分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年09月28日(金)

福井晴敏 – 機動戦士ガンダムUC (1) (2)

書籍に関するりばにしの記事

福井晴敏が綴る宇宙世紀もののガンダム小説を,本屋で偶然にも遭遇.いやぁ,チェック不足でした.早速購入して読み進めています.

まさか福井晴敏がガンダムを(また)書くとは!そしてしかも今回は宇宙世紀ものとは!最近のなんだかよくわからないガンダムとは違う,宇宙世紀ものですよ!しかも福井晴敏ですよ!なんだか「!」が多くなってしまいましたが,それくらい興奮しているんですよ!!

まだ 1 巻を半分くらい読んだところですが,冒頭から福井晴敏っぽさと古き良きガンダムっぽさが出ていて,しかも相乗効果を与えている感じで興奮してなりません.

機動戦士ガンダムUC 1 (1) (角川コミックス・エース 189-1)機動戦士ガンダムUC 2 (2) (角川コミックス・エース 189-2)
機動戦士ガンダムUC 1 (1)

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機動戦士ガンダムUC 2 (2)

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福井 晴敏
角川書店 (2007/09/26)

なんとプロモーションビデオまであるみたいです.

上記のプロモーションビデオの中にもアニメーション映像がありますが,テレビアニメ化も噂されているとか?楽しみでなりません!

とにかく,今は小説を読み進めたいと思います.って,まずは目の前の仕事を片付けてから.

2007年09月28日23時52分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年09月25日(火)

浜村弘一 – ゲームばっかりしてなさい。-12歳の息子を育ててくれたゲームたち-

ゲーム,書籍に関するりばにしの記事

先の本に引き続き,同時期にリリースされた浜村弘一さんの本をもう一冊読んでみました.

タイトルはちょっと過激だが,「ゲームばっかりしてないで〜」というどこの家庭でもよく飛び交ってそうな親の台詞をもじったていて,なかなかうまいと思います.

ゲーム雑誌の元編集長という立場から,子どもにゲームをさせるように煽るのは当然だろ,というのはちょっと穿った見方.

浜村さんがおっしゃりたいのは,ゲームも映画や漫画などのエンターテインメントメディアと同じで,子どもに与えて良い作品と悪い作品が存在するはずだから,「ゲームをやらせておけば大丈夫」と何も考えずに子どもにゲームを与えるのではなく,ちゃんと良い作品を選んであげなさい,ということだと思います.もっと広く捉えると,エンターテインメントに限らず,子どもに与えるものには気を配れ,あるいは他のものに気を配っているのと同様に,子どもに与えるゲームにも気を配れ,と言いたいのかもしれません.

そう考えると,この本で述べようとしていることと比べて,浜村さんの関わっていらっしゃる(であろう)ファミ通のアプローチはちょっと物足りないかな,と.最近では大人向けのゲーム紹介雑誌「オトナファミ」を作っていますが,それと同様に,子育てに向いているゲームを紹介する雑誌を作るべきなのではないかと.どのゲームが良くてどのゲームが悪いか,浜村さんのようにゲームに精通している方なら選択ができると思いますが,一般の人には非常に難しいと思います.だからこそ,ゲームに詳しくて,子どもに与える影響について考えていらっしゃる,浜村さんのような方こそ,そういう情報を提供する雑誌を作るべきだと思います.

この本には,浜村さんなりに良い作品を選んで子どもに与えてきたことで,子どもがどのように成長してきたのか,微笑ましいエピソードがいくつもちりばめられています.この本は,ゲームを選ぶことに関しては(かなりの)プロが,子どもにゲームの英才教育をした事例ですので,極端にうまくいっている例だとも思います.ただ,極端ではありますが,子どもに与えるゲームを意識して選択することで,プラスに作用することもあるのだ,ということは伝わるのではないかと思います.この本は,極端な例であり,しかも唯一の例でしかないわけですから,決して鵜呑みにせず,かといって全部を否定せず,子育てする際の一つの参考事例として読んでみるといいのかもしれません.って,僕はしばらく子育ての予定はないですが.

ゲームばっかりしてなさい。-12歳の息子を育ててくれたゲームたち-
浜村 弘一
エンターブレイン (2007/09/20)
売り上げランキング: 606

ふと,子育て向けという要素を考えたときに,優れた古いゲームをいつまでもプレイできるように提供することは重要なんだな,と思いました.そういう観点から Wii で提供されているバーチャルコンソール(昔のソフトをダウンロードして遊べるシステム)などは,非常に有効だな,と.

2007年09月25日12時36分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年09月22日(土)

浜村弘一 – ゲーム産業で何が起こったか?

ゲーム,書籍に関するりばにしの記事

ファミ通の元編集長の浜村さんが,最近のゲーム産業についてまとめるとともに,今後の展望などについて綴った本.

いわゆる任天堂の DS や Wii の人気爆発によって,今まで以上に多くの人々と接点を持つようになった産業だけに,メディアなどでも現状について語られることも多くなったと思うが,ゲーム産業を長く見てきた方がデータを基に述べられているので,いろいろと整理されていると思う.そして,新しい発見などもあって面白い.

今のゲーム産業が目指している方向,そして今後日本が目指すべき方向について述べられている第 9 章の中で,ソニーとマイクロソフトが目指しているものと任天堂が目指しているものとの違いが,ダウンロードサービスの観点から述べられている部分は,目から鱗というか,ハッとさせられる部分があった.

ゲーム産業で何が起こったか?
浜村 弘一
アスキー (2007/09/19)
売り上げランキング: 1045

それにしても,この本があの小さな大学生協売店の書籍コーナーに平積みとは・・・.

2007年09月22日17時32分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年05月16日(水)

福井晴敏 – 6ステイン

書籍に関するりばにしの記事

久々に本郷に立ち寄ったときに書籍部で購入した小説.前から Amazon で気にはなってたんだけど,実際に手に取ってみて,購入への敷居が下がって購入.

福井晴敏の短編集.日本におけるああいう組織の存在って,全然詳しくないのでわからないけど,すごくリアリティを感じる.文字でしか書かれていないシーンが,まるで映画のワンシーンのように,頭の中にグラフィカルに描かれていく感じ.個人的な好みもあるだろうけど.

世界観は,おそらく『亡国のイージス』と同じような世界.どちらがメインストーリーという関係でもないだろうけど,同じ世界の,別の時刻,別の場所,誰が何をしていたのか,それぞれが主人公でそれぞれがサイドストーリーと言ったところでしょうか.こういう世界観の設定方法って,ガンダム好きにはたまらないかも(笑).ガンダムの世界だと,一応メインストーリーがあるわけだけど,サイドストーリーも力を入れて描いているので,没頭できる.

まぁ,あまり本を読まない俺がこんなこと言ってもな.ただ自分には面白かったから,それで十分.

6ステイン
6ステイン

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福井 晴敏
講談社 (2007/04/13)
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というわけで,非常に充実した電車移動時間でした(笑).

2007年05月16日00時42分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年04月16日(月)

村松秀 – 論文捏造

書籍に関するりばにしの記事

ノーベル賞確実とまで噂された研究内容が捏造だった大事件に関して, NHK が作成した番組を本に起こしたもの.

研究室のボスからこの本の感想を聞かされて,興味を持っていたところに,幸運にも基盤情報学の COE 報告会イベントにおいて,番組のディレクタでありこの本の著者でもある村松秀さんの招待講演が企画されたので,参加してみた.

講演内容は非常に興味深く,また村松さんのプレゼンがとても人を惹き付けるものだったので,すっかりその世界に引き込まれてしまい,次の日には本を購入していた.ちょうど毎日の電車に乗る時間が長くなったところだったので,行き帰りに読み進めて,今週読破した.

内容は講演とほぼ同じなので非常に入りやすかったとは言え,時間の制約がない分さらに綿密に書き込まれている感じで,読み進めるうちにいっそう引き込まれていった.プレゼンの印象が非常に強かったのもあり,プレゼンの勢いそのままに話が展開されていく感じ.内容とは関係なく,そういう意味でもとてもいい経験だった.

で,内容.恥ずかしながら,この本でメインに取り上げている論文捏造事件について,本の紹介や招待講演まで全く知らなかった.しかし,分野が違うとは言え,(プチ)研究者として,少なからず考えさせられることがあった.

特に,何故彼が捏造し,そして捏造し続けたのかという背景について,できるだけ客観的な事実に基づいてはいるが,本人がコメントを拒否しており,まだ闇の部分も多い.原因は,彼自身の資質によるものもあるかもしれないし,また彼を取り巻く環境によるものもあるかもしれない.事実と各自の真実とからの推測にならざるを得ないが,身の回りに当てはめて考えてみる必要があると思う.

論文捏造
論文捏造

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村松 秀
中央公論新社 (2006/09)
売り上げランキング: 23077

研究のあり方について,また研究室のあり方について,考えるいい機会になった.

2007年04月16日23時42分 | Permalink | 2 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2006年06月14日(水)

斎藤茂太 – 会社・仕事・人間関係で「もうダメだ!」と思ったとき読む本

書籍に関するりばにしの記事

ちょっとぶっ壊れてしまって,実家に帰省したりしていました.帰省の道中,自分を見つめ直そうと思って,今までは手に取ろうともしていなかった本を購入してみました.

まだ全部読み切ってませんが,わかりやすい言葉で書かれていて,壊れた心に訴えかけるものがありました.この本のおかげで,少し前を向いて歩こうと思うことができました.

著者の斎藤先生は,あの斎藤茂吉の息子さんなんですね.この本以外にも,心の支えになりそうな同様の著書が多数あるようで.普段ほとんど本を読まないので,全く知りませんでした.

2006年06月14日21時28分 | Permalink | 3 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2006年02月07日(火)

秦建日子『推理小説』

書籍に関するりばにしの記事

書店で,ドラマ『アンフェア』の原作本を購入.気分転換に読みたい本を探していたので,ドラマの原作くらいが軽くていいかな,と.

推理小説
推理小説

posted with amazlet on 06.02.07
秦 建日子
河出書房新社 (2005/12/21)

ドラマ『アンフェア』は,今クールのドラマの中で一番見たかったドラマ.だけど初回から見逃し&録画忘れで,諦めモード.妹が面白いと言っていたので,途中からでも見てみることに.キャストがいいですな.

以下,若干ネタバレ注意.

(more...)

2006年02月07日23時55分 | Permalink | 1件のコメント | このエントリーを含むはてなブックマーク

2005年12月18日(日)

永田泰大『ファイナルファンタジーXI プレイ日記 ヴァナ・ディール滞在記』

ゲーム,書籍に関するりばにしの記事

永田泰大さんの本を紹介したので,以前購入した本を続けて(笑).

ファイナルファンタジーXI プレイ日記 ヴァナ・ディール滞在記
永田 泰大 みずしな孝之
エンターブレイン (2003/04/26)
売り上げランキング: 120,136

永田さんによるFFXIのプレイ日記です.元々はファミ通.comで連載していたそうなんですが,僕はこの本の広告で存在を知り,本で初めて読みました.僕はFFXIをプレイしていないのですが,その楽しさが間違いなく伝わってきました.前のエントリでも似たようなことを書きましたが,FFXIなどオンラインRPGって,ゲームの特集よりも,コラムや日記などの方が,そのおもしろさが特に伝わりやすいと思います,絶対.知らない人同士が出会って共に冒険するという,なんとも不思議な世界.体験談が一番魅力的です.

オンラインRPGに参加することの楽しさを伝えてくれる非常にいい本だと思います.ゲームをやらない人も,オンラインRPGをやらない人も,ちょっと読んでみてはいかがでしょうか?

# ちなみにこの文章は,blogに移行する前のWeb日記に書いていたものを,再編集したものです.『ゲームの話をしよう』を読んで,この本のことを思い出して,引っ張り出してきました(笑).

2005年12月18日20時34分 | Permalink | 0 Comments | このエントリーを含むはてなブックマーク

2005年12月18日(日)

永田泰大『ゲームの話をしよう』

ゲーム,書籍に関するりばにしの記事

ファミ通のコラム本を3本まとめて購入.まず1本目として,永田泰大さんの『ゲームの話をしよう 第3集』から読み始めました.この本は,同名のタイトルでファミ通に連載されていた,ゲームに何らかの関係がある人(という漠然としたくくりじゃないと書ききれないくらいたくさんのジャンルの人が出てきます)と永田さんとのゲームに関する対談を,まとめたものです.残念ながら連載は終わってしまいましたが,読んでいて非常に楽しいコラムでした.

人がゲームの話をしているのって,やっぱりおもしろいですね.ゲームそのものを紹介する記事よりも,そのゲームにハマってしまった人たちの熱い語りの方が,ゲームの面白さが伝わることもありますよね.自分がハマったゲームなら特にそうですが,永田さんのコラムでは,自分がやったことのないゲームでも,面白そうに感じられます.その辺のさじ加減というかまとめ方というか,永田さんの文章が自分の好みに合っているから余計にそうなのかもしれません.かなり勝手にリスペクトしてます(笑).

ゲームの話をしよう〈第3集〉
永田 泰大
エンターブレイン (2005/08/11)
売り上げランキング: 3,150

第1集第2集ともに発売中です.僕は実家に置きっぱなしなのですが,読み返したくなって来ちゃいました.

2005年12月18日19時34分 | Permalink | 1件のコメント | このエントリーを含むはてなブックマーク