2009年04月12日(日)

バイオハザード5

ゲームに関するりばにしの記事

『バイオハザード5』をプレイ.ちなみにPS3版です.

バイオハザード5
バイオハザード5

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ふと,初代『バイオハザード』がリリースされた当時,友人にプレイさせてもらったときの恐怖感は,今でも覚えています.今まで味わったことのない恐怖でした.
当時特に感じたのは,ゲーム機の性能の制約を逆手に取った演出のうまさ.当時のゲーム機(PlayStation)では,自由視点のゲームを作り込むには処理能力が厳しく,それ故に固定視点なんだろうなと感じました.が,その固定視点が,通路の先に何かが潜んでいるかもしれないけどそれを確認できない,というゲーム性を作り出していて,より恐怖感を演出している.おそらく制作者側は,ハードの制約がより恐怖感を演出できる,ということを発見したんだと思います.僕はそう信じてます(笑).

一方,最新作『バイオハザード5』.前作『バイオハザード4』から変わったそうですが,主人公の斜め後方から見た視点で進んでいくことで,異形の者が迫ってくる恐怖感は凄まじいです.がその一方で,前述のような,何かが潜んでいるかもしれないというタイプの恐怖感はなくなっていました.前作はプレイしていなかっただけに,この変更は少し残念でした.描きたい恐怖の種類が変わっただけなんだとは思いますが.

ゲームはとても丁寧に作られているんだなぁ,感じられました.PS3版はメイキングのビデオも入っている(Xbox360版は不明)ので,それを観るとその丁寧さが特に感じられます.ゲーム機の処理能力が向上し,表現力が増す中で,それに見合うだけの表現を実現するためには途方もないお金がかかるんだろうなぁ,と痛感.今後このクオリティのゲームを継続的に生み出すのは大変だろうけど,首を長くして待ちたいと思います.

ストーリーは,ハリウッドの映画を観ているような感じではありましたが,最後まで盛り上がって続けられました.

ちなみに,『バイオハザード』シリーズに関してはへなちょこゲーマーなので,アマチュアモードでプレイしたんですけどね.

2009年04月12日22時41分 | Permalink
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