2005年12月06日(火)

mixiと外部blogの壁

ブログに関するりばにしの記事

kawady師匠のblogより.

Unbridled blog: mixiとMTとの安心感の違い

mixiユーザを見て思うこと。
自分はレンタルサーバでMTを入れているのだけど、
mixiの日記を使っている人のほうが、コメントが圧倒的に多いのデス。

これ,僕も日々感じております.他の人のmixi内の日記には結構コメントくれる人が,自分の外部blogにはなかなかコメントくれなかったりします.うちの場合,単純に自分のblogがおもしろくない,という可能性も多々あるわけですが・・・.kawady師匠が挙げられている,心理的要因がやはり大きいのかな,と思います.

あと,師匠のエントリのコメントにもありますが,コメントのその後が追随しやすい,というのは大きなメリットですよね.MTでも,コメントしたエントリにその後コメントがあった場合に,メールで通知する機能とかを埋め込むこともできたような気がします.しかし,インターネット上に分散する多数のblogにメールアドレスを書き込むことに抵抗がある人も多いでしょうし,Webだけで完結するmixiと比較してWebとメールを連携させなきゃならない手法は,やはり使いにくいと感じる人も多いでしょう.

いろんなblogにコメントした情報を一括して管理できる機構とか,誰か考えてそうな気もしますが,自分はまだ知らないです.XMLRPCとかで,特定のエントリへのコメントの数とか取得できるのかな?

まぁ,そういうのがあったとしても,いろんなblogにコメントする人の効率が上がるだけで,mixi外へのコメントをしない方々を,(言葉はよくないかもしれないですが)外へ引っ張り出すだけの力はないのかなぁ.

SNSって,やっぱもっとオープンに作られてもいいんじゃないかな,と改めて思う.誰からも見ることができる,という意味ではなく,好きな機能を自由に追加できるようなシステムの上で実現できるようにならないかな,ということ.そういう取り組み,以前少し調べてみたけど,最近はどうなっているのかしら.興味あるなぁ.

2005年12月06日00時41分 | Permalink
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Comment

最初の一回、名前とかを入れるのが面倒、に一票。
あ、TypeKey使え、って?

そういうのって、分からない人には分からない、のかも。

ささぽん at 2005年12月06日15時05分

mixiの日記は、公開範囲を限定できているからコメントが多いというのもある鴨

友達にしか見せない設定になっている人も結構多いし、そうすることによって日記を書く方も、より「突っ込みやすい」内容をかくようになっているということもあるし。

kawahara at 2005年12月06日15時17分

> ささぽんさん
入力の手間.たしかにそれもありますね.
mixiは,何もしなくても自分として入力できるのは,たしかに便利ですね.
TypeKey,MTをダウンロードするのに取得しただけで,使ってないっすね・・・.

> kawaharaさん
あー,たしかに,「突っ込みやすい」雰囲気を作り出す,という意味で公開範囲の限定は大きな要因になりそうですね.
SNSの中で,ある人の日記を介して異なる内輪間でインタラクションすることで,新しい何かが生まれることを知った人が,
無数の内輪(というか,もはや内輪ではないかな)によって構成されるインターネット(というかWeb?)に公開された外部のblogへのコメントに,
徐々に挑戦してくれるようになってくれると,楽しいですね.

りばにし at 2005年12月07日01時04分

mixiとMTとの違い調査結果

コメント、トラバをしてくれた方々、ありがとうございます。 mixiに参加すること…

Unbridled blog at 2005年12月08日01時14分

こっちにもコメントがあって何よりです。
mixiのすごいと思うところは、kawahara氏の公開限定というプライバシー指定(逆に考えればプライバシーの公開になる)のプラットフォームを作り、それを認知させたことだと思います。

webほどの完全な秘匿性でもなく、メアドなどの個人特定機能をもたない、mixiでのログインというのは、SPAMがなく、寂しくもなく、ころあいの良いネット上での「自我」なのかなと思います。

別途トラバしましたのでよろしう。

kawady at 2005年12月08日01時29分
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