2004年11月20日(土)
WinSCPがPantherのlsのフォーマットに対応
研究室で使っているMac OS X 10.3 PantherのサーバにWinSCPを用いてファイルを送ろうとすると,ディレクトリの中身が表示できない状態が,以前から続いていました.これは,Pantherのlsコマンドが出力するフォーマットが,少々異なることが問題のようです.WinSCPは「ls -la」というオプションでディレクトリ内のファイル一覧を取得しているようですが,この並びがWinSCPの想定している並びと異なるために,表示できないようでした.
その対策として,今までは「ls -la」のオプションで呼ばれたときだけ,出力を並び替えるスクリプトを書いて,そちらに先にパスを通していました.超へなちょこスクリプトでしたが(笑).
でも,WinSCPのバージョンが3.7.0になったときに,Pantherのlsフォーマットに対応したようです.以下,一部抜粋引用.
Version 3.7 beta October 13th 2004
Support for "dd mmm yyyy" format of "ls" command output (for example Mac OS X 10.3 Panther).
最新バージョンは3.7.1です.インストールしておきました.
2004年11月20日(土)
cocotを使って,cygwinでquit成功
明け方の研究室でC#を勉強していましたが,気分転換にcygwinにquitをインストールしてみることに.ただ,配布されているソースファイルはEUC版なので,SJISなcygwin上で表示させるには,文字コード変換のほかに,何やらやらなきゃいけないらしい.うーむ,断念.
でも,SJISなcygwinからEUCなLinuxに接続するときに愛用させてもらっているcocotのことを思い出して,「EUCで出力されているquitも,cocotを噛ませばSJISで表示してくれるんじゃないか?」と考えてやってみたら,ビンゴでした.
作業内容は以下のとおり.Makefile内で日本語版じゃなくてASCII版になるようになっている部分のコメントアウトを外しました.
$ wget http://matsu-www.is.titech.ac.jp/~fukuchi/archive/misc/quit.tar.gz $ tar zvxf quit.tar.gz $ cd quit $ vi Makefile $ make $ cp -av quit.exe /usr/local/bin/
cocotもインストールした状態で,
cocot quit
とすると,キター.
「もう来ねぇよ!!」とのことです.あとは~/.bashrcなんかでaliasを設定してやれば,完成.