2003年08月21日(木)
PS2用P2Pミドルウェア
jnutellaのMLで流れていましたが,PS2用のP2Pミドルウェアが登場したとのこと.
作成したマルチタームとはどのような会社なのかとサイトを開いてみると,すでにGC用のライブラリを開発しているようですが,これはP2P方式と同様だけどクライアント・サーバ方式のメリットを活かす,となっていて,今回のとは違うようで.また,PS2用の別のライブラリもすでに開発しているようで,これは,先ほどのGC版と同じ名前.P2Pと同様でユーザ間でトポロジーを構成するが,そのネットワーク構成がクライアント・サーバ型になるもの.で,今回のPS2用P2Pミドルウェアは,完全にP2P型に特化したミドルウェア,ってことかな?「弊社MPSソリューションによる(MMOとP2Pによる)ハイブリッド型」という表記があるので,以前開発したものが「MMO」,今回のが「P2P」ということか.
スタンドアロンのゲームとオンラインのゲームでは,その制作方法,バグ取り方法,販売方法,サポート方法と,すべてが違うわけで,新たなノウハウを必要とするところ.今回のミドルウェアなどを用いることで,ネットワークプログラミングの技術をガシガシ使うのではなく,ミドルウェアでスマートに実現できますよ,といったところだろうか?
ところで,「ミドルウェア」と「ライブラリ」って同じ?なんか違わない?夏合宿で勉強したような気もするんですけどね・・・.思い出せ・・・.
2003年08月21日(木)
ユビキタスとゲーム
GAME Watchの記事によると,大阪大学の塚本先生がユビキタスとゲームを絡めた講演をするとのこと.詳しく調べてみると,CEDEC 2003にて,『ゲームプロデュースのための基礎知識〜人工知能の限界からウェアラブル・ユビキタスゲームの可能性まで〜』というタイトルで時間が設けられている.なかなか過激なタイトルだとも思うが,自分の研究との接点からも,是非とも参加してみたい.他の講演もオンラインゲームに関するものもあり,研究と趣味の両方から興味をそそられる.ただ,受講料が学生でも1日1万円とちょっと高いので,非常に悩む・・・.
明日には結論を下したいと思います.